ここ数日、店内で話題になることがあるので、書いてみます。
日本茶の味わい(テイスト)に、緑の葉を直接口に含んだ際に感じるような
「渋み」 という 表現があります。
「渋みのあるお茶・渋いお茶」という表現と、
茶の味わいとしては欠点である、
「苦味(にがみ)、にがいお茶」という表現をどうも、混同してしまいお使いに
なっている場合があります。
感じ方の問題にもなってきますので一概にはいえませんが、
(私どもの考え方として、、)
茶の味わいにおいて、「苦いお茶」というのは欠点です。
けっして、茶の本来の味、おいしい味わいとしてみたときに「苦味」が
出るというのは、茶としてはよろしくない。
渋味と苦味 これを同一に考えてしまっている方が多いように思われます。
そして、渋みというのは、日本茶がもつ独特な味わい、表現だと考えます。
ぜひ、
「苦味」と「渋味」 この違いを感じ、考えながら、
お茶を味わうのも一つの楽しみと感じていただけますと幸いです。
2010年05月19日