新茶の買い付け

先日は、屋久島産の新茶をご紹介させていただきました。

2010年新茶の買い付けがこれから本格化していきます。

九州鹿児島や宮崎、

静岡・島田初倉などなど、早場所からの出回りが本格化してくる

時期です。

(ただし、今年は、3月末ごろからの寒さの影響があり、
なかなか良品を見つけるのは難しくなりそうです。
こんなシーズンだからこそ、当店としての目利き(仕入れ)の腕の
見せ処となりそうです。)

「新茶はいつからできるのか?」
 
ということが、この時期よく聞かれます。

お茶は作物であります。 温かい気候をもつ地域から
茶の芽が育ち、採取され、できあがります。

早いところでは、種子島や屋久島、沖縄などは3月中ごろから、
九州に移り、だんだんと北へ移りながら、静岡の温暖地域で
4月10日前後から、例年ですと茶の摘採(茶が摘まれること)が
はじまります。

その中でも、ハウスやトンネル(ビニールで被いをつくり、早く
芽を育てる)、露地もの(通常の環境で育った芽)など栽培方法も
多岐にわたります。

このような生産地での気候や風土の違いが、
日本茶の多種多様な味わいをつくる(あくまでも)一つの要素となって
おります。

2010年04月08日