新茶の状況 VOL3

日々、現地(主に静岡)の製茶問屋様から情報が入ってきます。

やはり、2009年の新芽の生育状況、、早い早いといわれておりましたが、
昨年並みになりそうです。

そして、静岡茶市場の初取引ですが、4月20日になりました。

当日の夕方にもなると毎年テレビで新茶の取引映像が流れることでしょう。

初取引だからといって、新茶ができるのはこの20日以降ではありません。
生育や摘採にあわせて、この20日以前にも問屋さんと生産家(仲買人
と呼ばれる仲介業者さんなど)の間で市場を通さない取引はされていきます。

 また、一般的にも茶の栽培で有名な静岡県の牧の原台地。

その中にある一番に摘採時期が早いといわれる地域
(牧の原といっても一つではなくいろいろと茶の栽培される地域があるんです。)
では15日ごろに手摘みを開始。  18日ごろからは機械による摘採になる見通しです。

まだまだわかりませんが、(私の主観)
本格的な静岡産の「やぶきた」露地モノ(100g3000円クラス)が入荷するのは
早くても19日前後といったところでしょうか。

*これから10日前後は、
 日々状況が変わりますので、情報収集怠りなくチェックしていきます。

茶市場・・・・売る側、買う側(仕入れ問屋など)により茶の現物を見ながら相対で
        購入価格を決める場所。 仕入れ側は仕入れたい茶を吟味厳選し、
        売りたい側と買いたい側で金額を決める。 もちろん、入札形式での
        販売もある。

露地もの・・・・作物を自然の気象条件のもとで栽培する
         (例*ビニールハウス栽培などでない。)

2009年04月07日