本日は2009年9月19日。
第二弾でつくったONEIDAベースのラッセルモカシン。
夏の間は意外と出番が少なく、、
厚着になってくるこれからが履き倒しの本番かなあ。
スタンダードクレープソールはビブラム2060に比べて
いくぶん硬いので、ソールの減りはそれほどでもなさそうです。
ただし、二足をつくってわかったのが、
■二足とも足首周りのホールドが甘い。■
普段厚めのソックスをはいているので足周りはそれほど
でもないのですが、 かかとや足首周りがゆるいのです。
(これは私個人にいえることで、
インチ表示での測定結果をラッセルに送付する際、
いくぶん表記を間違えたかもしれないです。。)
→次回はより正確な測定結果をはかり、再度添付しよう
と考えてます。
次回??
第三弾構想がうずいてきてます、、今日この頃。
(ああまた散財・・。)
二回やってみてのポイントをおさらいです。
ラッセルモカシンはカスタマイズ範囲が広いので・・・
1、ベースモデルの選定。
ホームページやカタログを入念にみて、ベースとなる
モデルを決めます。
2、革素材の選定。
色あいや、素材感で印象は全く異なるので慎重に。。
→ネット上にころがっている別注モデルの
写真などをラッセル社におくりながら、素材を確認するのも
良い方法かもしれませんね。。
また、ベースとなる全体部分の革素材と、
一部に使われるmoled部分の革素材を充分に考えます。
違った素材にするのか、同一素材にするのか等々。
ただ、他の別注モデルをみて思うのは、
色合いを極端に違う革同士でつくるのはどうかなあ??
と感じます。
似たような色合いで、素材を変えて若干の変化を楽しむ。。
ぐらいがしっくりくるのではと私個人は考えます。。
3、ソールの種類選定。
ベースの革色とのソール色のバランスにきをつけます。
あと素材の耐久性があるかないかなど。
ホワイト系だと、ダーク系の革素材とのコンストラストが
良いですし、
黒やダークブラウン系のソールですと、きりっと締まった
印象になりますよね。
4、ミッドソールをいれるか入れないか。
ソールと本体の間にいれるソールですが、革かゴムがあります。
*過去二回、すべてレザーミッドソールにしました。
入れると重みがでるし、
入れないとシンプルに軽い感じになる。
また、ミッドソールがあると、履き心地もしっかりとした
感じになると思います。
本体のベースモデルの雰囲気をどうしたいかによって
ミッドソール挿入は決まるように思います。
5、ハイト(足首からの高さを指定できるモデルなら)の検討。
→高さを指定できるので、どのくらい長いブーツにするかも
考えます。 脱ぎはぎしやすさにも影響してきますね。
6、シングルバンプ、ダブルバンプ、トリプルバンプ
ラッセルモカシンを語る上でかかせない機能です。
実用上はシングルで充分と思います。
(私の二足は両方ともシングルバンプです。
そのかわりに、革素材は水に強いものを選定しました。)
実際、結構な大雨に履いても水の浸入はなく快適でした。
(欧米のハンターみたいに四六時中湿地帯などを歩くことは
日本ではほぼ考えられないですし。。)
ダブルバンプやトリプルバンプもつくってみたいとは思うのですが、
オプションにて、結構なコスト高になります。
ただし、縫製やトリプルステッチになったり、革が二重三重に袋のように
重なり合うようなモカシンになると思いますので、重厚な雰囲気が
でるのでしょう。たぶん。
あと重いでしょうね。。。
唐突ですが、こんなところかと思います。
ここまでこんな長文をお読みいただいた方は、
大のラッセルモカシンファンです。
どこまでお役にたてるか判りませんが、個人別注での製作の一助になれば
と思います。
ありがとうございます。