地元茨城はお茶の産地なんだぜー。
しかも、日本で最初に欧米への輸出に成功したんだぜー、について。
「さしま茶」、以前は「猿島茶」と書きましたが、
県西地域「古河市、坂東市、常総市、境町、八千代町」の生産者40軒ほどで
つくる「さしま茶協会」によって近年「さしま茶」が正式名称となりました。
茶の産地の北限は、新潟の村上茶、茨城大子の奥久慈茶、
そして「さしま茶」といわれてます。 生産量が少ないため知られてませんが、実は、
群馬や栃木、千葉、東北仙台まで現在ではお茶が製造されてます。(うーんマニアック!)
さしま茶の歴史は古く江戸時代後期には京都宇治から製法を
学び、広く製造されておりました。 そして、幕末の「黒船」来航とともに、
当時日本総領事のハリス(ペリーの部下)への謁見ならびにポール商会との交渉に
成功し、横浜港より日本で最初の輸出貿易に成功したお茶となりました。
黒船、ペリー、そしてさしま茶!!
もしかしたら、当時の大統領やペリーも「さしま茶」を飲んだのかも!!!
そんな思いをはせながら飲む「さしま茶」、、
「幕末の時代」との結びつきもなかなか興味深いですよーーー!!
2012年06月03日